eve-イヴ-のアタマの中

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ひっくり返ることのヤバさ

どうも。

 

 

 

 

今日はスーツを買いに行きました。

 

スーツほんとに嫌い。

 

着心地悪い・高い・いろいろと好かん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のお話は、ちょっとマニアックなお話になります。

 

僕のブログもたまにある学術的なにおいを醸し出すやつです。

 

 

 

 

また、先に言っておきますが今日のお話は

 

世界史や哲学に興味がない方はあまり楽しめそうにないと思います。

 

 

 

書く前からそんな気がしています。笑

 

できるだけ興味を持っていただけるように努力はします。

 

 

 

 

何の話をするかというと、

 

 

 

 

 

 

 

フランス革命

 

“革命”と呼ばれる所以

 

 

 

 

 

 

 

 

について、

 

 

解釈学

 

 

を用いて少しだけ触れようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

フランス革命は歴史から何から何まで含めて話し始めると(そもそも話せませんが)、ブログの世界じゃ狭すぎる規模の出来事なので、

 

 

 

 

 

点を一つだけ紹介します

 

 

 

 

 

 

 

1.革命とは

 

そもそも、革命とはどう意味なのかについて初めに説明しておきます。

 

 

 

 

革命とは、支配者階級が握っていた権力を被支配者階級が奪い、政治や経済などの社会構造をひっくり返すことを意味します。

 

 

 

 

トランプの「大富豪」の革命と同じですね。

 

 

 

 

 

それから転じて、現在では今までの当たり前がひっくり返ることにたいしてもこの言葉を用いたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめると、 ひっくり返る  がこの言葉のキーワードになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.フランス革命とは

 

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続いて、フランス革命について簡単に説明します。

 

 

今回はフランス革命の深堀りではなく、革命と呼ばれる所以についてのお話ですので、軽く概要だけ説明しますね。

 

 

 

 

フランス革命は1789年のバスティーユ牢獄の襲撃を皮切りに始まった市民運動による革命で、ルイ16世マリーアントワネットの処刑が有名ですよね。

 

このことにより、これまでの専制君主制(王様最強)や封建的な体制が音を立てて崩れていきます。

 

この革命の影響を受け、ヨーロッパ諸国や南米など世界のあらゆる地域で市民運動が連鎖的に起き始めます。

 

 

 

一方フランス国内では、王と王妃を処刑したのち、世の中が混乱しますが、そこにナポレオンが登場して…といった感じに話は進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがフランス革命の大雑把な流れです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.何がすごいのか

 

 

 

いよいよ本題です。

 

 

 

 

 

 

 

フランス革命は、世界中に多大な影響を与えた一大事件としてよく比喩などにも用いられたりしますが、具体的に何がすごいのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、世界中に連鎖的に市民運動を起こさせた起爆剤としてすすごさや、単純に被支配者階級が王様を処刑まで追い込んだだけでもすごいことなんですが、これは言い出すときりがないので

 

 

 

 

 

今回は、

 

 

 

 

 

前近代の人々と現代の人々では“当たり前”が違う

 

 

 

という点についてお話します。

 

(前近代とは18世紀以前のことを指します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前近代の人々(特にヨーロッパ諸国)は、

 

天体と人間の身体は

 

1つの大いなる秩序に属する

 

と考えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはつまり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界は

最強の神様が作り上げた

完璧な世界で、

自分たちもその一部である。

 

 

 

 

 

という意味です。

 

 

 

 

 

そしてそれは、

 

連鎖的に繰り返される、

 

克服するべきものではない調和的秩序の世界

 

 

として考えられています。

 

 

 

 

 

このことから、当時の人々は、

 

 

 

 

 

 

 

社会的地位でさえ、神が定めたものであるから、

 

抗うことも、疑問に思うことさえもない。

 

 

 

 

 

 

 

という当たり前があったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

社会的地位は、“星の位置”が変わらないのと同じように、変わることは無い。

 

 

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう考えると、少しずつフランス革命のすごさが分かってきませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまりフランス革命では

 

 

 

神が作り出した完璧な秩序が、

 

“いままで虐げられてきた人々”
によってひっくり返されたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会階層がひっくり返ったと同時に、

 

 

人々の当たり前もひっくり返った

 

というわけです。

 

同じ文化圏の周辺諸国はそりゃ影響受けるわなって感じですよね。

 

 

 

 

 

 

しかし、歴史にもしもは言っても仕方がないですが、もしもこの革命がなかったらと思うと、少しぞっとしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、先ほど“星の位置”について少し触れましたが、

 

 

ヨーロッパで占星術・星占いが盛んなのは、先ほど述べた観点の名残だそうです。

 

 

 

 

神様が作った宇宙の中の一部として我々が存在しているなら、

 

 

逆に

星の位置を観察すれば

我々の世界の今後が予測できるのではないか

 

 

という発想です。

 

 

 

 

 

 

 

4.終わりに

 

以上、フランス革命が革命と呼ばれる所以について、解釈学の視点からお話しました。

 

 

 

 

 

社会階層や構造以外にも

いろんなものがひっくり返った

 

まさに革命といった感じですね。

 

 

 

 

 

 

さまざまな観点から考えるとそれだけいろいろな派生が生まれて謎が深まっていくのが学問の面白いところだと思います。

 

 

 

 

高校の授業でここまで話してくれたら面白いですけど、時間的にそうもいかないのが残念です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はここまでです。

 

長々とお付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

また次回お会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

それではさようなら。

 

 

 

 

 

 

 

<あとがき>

なお、血液型占いは日本軍が戦時中の人材配置の効率化を図り東京大学の教授に研究依頼をした結果、血液型によって性格に違いがある可能性があるかもしれない的な事を言った、ということを聞いた占い師が勝手にやり始めたことだからマジで信憑性ない、みたいなことを心理学の先生が言ってた。

 

70億を4つに分類できたら世話ねぇよ。