eve-イヴ-のアタマの中

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あのひと絶対宇宙人だと思う。

どうも。

 

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いま平沢進のギプノーザを聴きながら記事を書いています。

 

ここ数か月で平沢進に異様にはまってしまいました。

 

初めて聴いたときはそんなに惹きつけられなかったんですが、なんなんでしょうねこれ。

 

 

 

今日は、以前紹介した僕が買った本についてお話ししようと思います。

 

 (紹介した記事を貼っておきます。)

eve4049.hatenablog.com

 

 

 

 

今日紹介するのはこれ。

 

 

 

 

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『日本SF傑作選3⃣ 眉村卓ハヤカワ文庫

 

 

 

でございます。

 

 

まだ全部は読んでないですが、途中経過でもと思い、少しだけお話しようと思います。

 

 

 

 

本書の紹介

 

まず、3⃣ということは、1⃣と2⃣もあるんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思いますので、その辺からお話ししようと思います。

 

こちらの本は、

日本SF傑作選 第一期・全6巻

 

ということで、日本のSF作品の傑作を集めた短編集になります。

 

そしてその構成は、

(第6巻が2018年6月発売なので、2020年2月現在ではたぶん全巻発売中

 

 

 

という風に、ごちゃまぜではなく作家ごとにまとめられています。

 

書店で偶然これらがずらりと並んでいるところを発見し、筒井康隆と悩んだ結果、眉村卓を選んだという次第であります。

 

 

 

 

 

 

読んでみた感じ

 

まず、こちらを見ていただきたいです。

 

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伝わるでしょうか。    この分厚さ。(笑)

 

ゲームの攻略本ぶりの厚さに少しのなつかしさを感じたことはおいておいて、

 

 

 

 

 

傑作選とは言ったものの、

ほんとに選んだのか?(笑)

 

ってぐらい大ボリュームなんですよこれ。

 

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現在、この時点で5つのお話(ページにして162ページ)を読み終えました。

 

なんか、結構読んだのに全然進んでない感がすごいんですよね…笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内容の前に、本全体の読み心地についてお話しすると、

 

 

 

 

 

分厚さの反面、見た目以上に軽くて持ち運びをするにも全然苦じゃなかったので、非常に読みやすいと感じました。

 

また、僕が普段カバンの中に入れる本の中でもトップレベルの分厚さなので、

鞄の中に手を突っ込むだけで探さずにとることができる

のも良いポイントだと思いました(笑)

 

 

 

ただ、今回は僕はしてなかったのでわからないですが、もしかすると

ブックカバーなどとのアクセサリー類との相性は悪いのかなと思いました。

 

 

 

 

 

続いて

 

内容についてですが、

 

あまり書評になれてないので月並みな表現しかできないのが悔しいですが、

 

 

まず全体的に、本当にこれを60~90年代に書かれたものなのかと驚くほど、AIやロボット、宇宙の世界に関して鮮明に表現されており、読む手が止まりませんでした。

 

またどの作品も、考えさせられるポイントがあったのが印象的です。

ネタバレは嫌なので詳細には触れませんが、

ロボットという無機生命体と、人間という有機生命体の関係の中で、常に有機生命体が上位を占めることが当然のように思われる時代はもう終わりなのかもしれないと思うお話がありました。

これは、人間がロボットに敗北するというわけではなく、同じ生命体として尊重し合い、共存する世界について描いているのだろうと思います。

 

まだPCも一般家庭に普及しきっておらず、pepperくんはおろか、asimoさえいなかった時代によくそんなことが思いつくものだと、眉村氏の想像力、表現力に惚れ惚れしました。

 

 

 

とりあえず早く読了したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

といった感じで、今回はこれで終わりにします。

 

 

日本SF傑作選3 眉村卓 下級アイデアマン/還らざる空 (ハヤカワ文庫 JA ク)
 

 

 

リンク張っておくので、興味を持たれた方、ぜひ一度お手に取っていただきたいです。

 

 

1500円(+税)ですが、全然安いです。

 

 

ゲームの攻略本の方がよっぽど高いです。

 

 

 

 

それではさようなら。

 

 

 

 

<あとがき>

一緒に買いに行った母親に眉村卓を激推しされた。

本当にすごい面白い。

 

本ははずれも多いから自分ではあまり買う気になれない。

 

今回の本は短編集なので、長編の眉村ワールドも体験してみたい。