第二外国語の選択で悩んでいる人のための記事
どうも。
今日は
ÖSD(オーストリア公認ドイツ語技能検定)
ってやつを受けました。
前から言っていたドイツ語の試験とはこれのことです。
これは、
ヨーロッパ共通参照枠に対応した
国際的に通用する検定試験 で、
リーディング、リスニング、ライティングの一次試験と、
スピーキングの二次試験があります。(僕は一日で一次と二次を受験しました。)
試験問題はオーストリアで作成されており、ドイツ語圏の主要3カ国(ドイツ、スイス、オーストリア)それぞれの標準語を考慮した試験問題となっているのが特徴だそうです。
(今調べました)
とにかく、国際的に認められた検定なので、せっかく学んでいるのだから取ってしまえと思って受験しました。
問題の雰囲気的には、
リーディングは丁度センター試験の英語の大問4みたいな、広告を見て当てはまるものやその内容について読み解いていくのが主で、
リスニングは留守電やインタビューの聞き取りがありました。
ライティングは、定まったドイツのフォーマットに沿って自分の名前や住所などが正確に書けるかどうかと、友人からのメールの返信を作文するものがありました。
この検定は6つのレベルに分かれていて、
僕が受験したレベルはA1という一番簡単なレベルの試験でした。
その上がA2、次がB1、そしてB2、C1、最後にC2と続いていくようです。
大学の授業ではA2レベルのことをしていたみたいなので、たぶん来年にはA2も受けることになりそうです。
いかんせんドイツ語は専門ではなくただの第二外国語なので、これ以上履修しても卒業に必要な単位に含まれなくなるのが少し痛いですが、
どういうわけか英語よりもよっぽど興味があって楽しいので、これからも続けていこうと思っています。
大学で必修の第二外国語は、いまでは中国語と朝鮮語(うちの大学ではそう呼んでいる。南北をつけないという意味で差別を避けているっぽい)がものすごく人気で、その抽選に漏れた人たちがスペイン語やフランス語、ドイツ語に降りてくるみたいな印象です。
僕は第一志望がドイツ語だったので無傷で入れました。
動機は完全に東京喰種のロゼヴァルト家の影響です。
あと、僕は大学入試で世界史選択で受験しており、
特にヨーロッパ史が好きで、
ヒトラーの演説の力を体験してみたいと思ったのもあります。
とりあえず、
いま受験が終わって言語で悩んでいる方、
何となく単位をギリギリ取って済ませるぐらいなら身につけて検定取って証明できるものをそろえておくに越したことは無いと思うので、
履修で選ぶときは、
必要な言語
ではなく
興味のある言語
を選んだ方が絶対に良いです。
必要に駆られて中国語や朝鮮語を取って
脱落していく人を何人も見てきました。
とりあえず忠告だけしておきますね。
では、今回はこれぐらいにしておきます。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
それではさようなら。
<あとがき>
僕は毎週ドイツ語の時間が楽しみでルンルン楽しんでいる傍ら、しだいに授業にすら出なくなっていく無関心言語選択者たちをいっぱい見てきたけど、まじでもったいない。
言語をネイティブと一緒に学べる環境がどれだけ貴重か。
っていうかすでにお金払ってるからちゃんと受けないと本当に本当にそれはそれは悲しいことなので。